しみは早めのクリーニングが大切です
しみは、衣類の素材やしみの種類によって、落とし方などが変わってきます。早ければ早いほど、衣類を傷めずに落とすことができます。しみがついてしまったら、諦めずにまずは早めにご相談ください。
また当社では、特に強い汚れやしみでないものについては、無料で裾部分などのしみ抜き作業を行なっています。
しみって何?
しみは、大きく分けると4つの種類に分けられます。
■油溶性のしみ
油脂分を含んでいるしみです。水に溶けず油に溶けるタイプのしみなので、水洗いでは十分に落ちません。ドライクリーニング溶剤で洗い落とします。
(例:油、口紅、化粧品、油性ボールペン など)
■水溶性のしみ
水に溶け込んでいるしみです。水と洗剤でほとんどのしみを洗い落とすことができます。ただし、長時間そのままにしておくと酸化が進み水に溶けにくくなる場合もあります。
(例:血液、汗、お酒類、ジュース、醤油 など)
■水油混合のしみ
水と油が混ざり合って溶け込んでいるしみです。水分の多いものと油分の多いものとありますが、油分の多いしみは取れにくいものもあります。
(例:血液、卵、カレー、ミートソース、牛乳 など)
■不溶性のしみ
水にも油にも溶けず、一番落ちにくいタイプのしみです。色素の多い水溶性のしみで日数が経過し酸化したものなども含まれます。
(例:鉄サビ、ドロハネ、染料、コーヒー など)
しみと汚れってどう違うの?
一般的に「汚れ」というのは、空気中のほこりや排気ガスのような空気中の汚れが衣類の上に付着したものです。また、皮膚や物に擦れた部分がその汚れを吸着して繊維の表面に乗っかった比較的広い範囲のものを「汚れ」と言います。繊維の表面に乗っている汚れなので、界面活性剤(洗剤)を使って、たたき洗いやもみ洗いで比較的簡単に取り除くことができます。
しかし、「しみ」は、比較的小さな範囲で繊維の奥まで入り込んだ汚れを繊維から抜き取る必要があります。特に、しみをつけてから長時間経過していると、その間に、しみの酸化が進み、ついたときのしみそのものではなく酸化することによって別のものに変化していってしまいます。そのため、取り除くのが難しくなる場合もあります。
しかしながら、ほとんどのしみは、2日以内であれば90%落ちると言われています。大切なお洋服にしみがついてしまったら、お早めにご相談ください。
クリーニング料金に含まれるしみは?
みつばクリーニングでは、一部のしみについては、クリーニング料金内でしみ抜きサービスを行っています。受付時に、ご相談ください。
※しみはいじらずにお持ちください。落ちにくくなる場合があります。
※大きいしみや特殊なしみは、別途料金がかかります。